悲しい結末。。。

またもや楳図かずお先生の話題です。


週刊「少年サンデー」において1969年~翌1970年の約1年と少しの間


連載され「姉妹」、「ステージ」、「カギ」、「ふるさと」、「骨」、「秀才」、


「目」、「戦闘」、「血」の9つのエピソードでおりなすオムニバス作品。



主人公、おろちは9つのエピソードのストリートテラー役として


それぞれの話に沿って遠巻きに見ていたり、積極的に介入


したりする、基本的にただの怪奇漫画というよりも人々の中に


ある心理的恐怖を表現した作品である。


右手にいつも包帯を巻き、本来は冷静沈着で人に干渉しないで


常に傍観者でいなくてはいけないと思いつつも、同情から念動力や


念術、を使い不老不死の体(100年周期で動物でいうところの冬眠


をしなければ死んでしまう)を駆使し、手助けしてしまう場合もある。


が、しかし、ほとんどのエピソードが人間のエゴや醜い部分により


悲しい結末が待っている。。。


45年も昔の作品なのに、何回読んでもワクワク・ドキドキ、感心


感激、落胆、   そして勉強させられます。


ありがとう おろち         おろち         (C)楳図かずお