黒板とチョークの行く末

 

学校生活で思い出す、懐かしいものなんでしょう?

 

理科の実験の「アルコールランプ」、カツカツと音のする「黒板と黒板

 

消しとチョーク」、校庭の白線を引いた「石灰」、ゴミを燃やす「焼却

 

炉」、それに時間を知らせる「チャイム」の音などなど。

 

残念ながら、上記のもの全ては近年の学校から消え去りつつ


あるようです。

まず、アルコールランプについては危ない!   てかそれを教えるのが学校じ


ゃないの? 次に石灰、体に悪い影響をあたえるそうです。焼却炉にいたって


は燃やすとダイオキシンが発生するからとチャイムは生徒達の自立性を促すた


めらしいです。名札もプライバシーの問題で登下校にはつけさせないそうです。


そんな中、タイトルの黒板とチョークは??


文部科学省の「学校ICT(情報通信技術)環境整備事業」の一環で、全国の学


校から黒板に変わり、ホワイトボードや電子黒板になりつつあります。


学校の授業も効率等を考えてIT化しようという動きです。


本来、学習というのは黒板に書いてあるものをノートにいかに綺麗に写せるか


では無く、その内容をちゃんと理解することなのだそうで「黒板はいらねーんじ


ゃね?」というのが世界的な流れで、日本はインターネットでエアチケットを予約


し、携帯でチェックインし、ICカードで電車やバスに乗り、いきたい店もググルの


に、その授業形態は欧米諸国より10年は遅れていると言われています。

まず、教室にPCが無いというのが信じられないらしいです。


先生は職員室でPCを使うし、生徒は家に帰ればPCを使うのに、何故


教室にPCは無いのか?日本の教師は職人気質が強くて、授業に


テクノロジーを持ち込むのは教育者として腕が無いと思われるからだ


と言う声も聞かれる。「授業にPCを使う」ことの是非の問題ではなく、


欧米では黒板とチョークによる授業は教師主導型の指導スタイルの象


徴とされ、この10年ほど前より旧態依然の授業として避けられてきた。

近年、チョークは原料が体に悪い影響があるとされ石灰岩(白亜)を使わず、炭酸カルシウ


ム、石膏を使用し、最新のものは卵の殻やホタテの殻を再利用しているエコ商品。 


来年3月には創業80年の歴史を持つチョーク製造販売の羽衣文具が廃業を表明した。


一時は業界シェアトップにまでなったのだが、需要の減少、後継者不在によるところだと言


う。そのうちに、卒業式当日などで教室に入ると黒板いっぱいに卒業メッセージが描かれて


いて非常に感動したものだが、黒板とチョークが液晶ディスプレイとタッチペンに変わるのもそう遠い日ではないのであろう。