They Don't Care About Us

 

以前のブログにてアメリカ、ミズーリ州ファガーソンのマイケル・ブラ

 

ウン青年射殺事件の続報です。

 

現地11月24日に大陪審が行われました。ブラウン氏の遺族は「起

 

訴・不起訴の決定が発表されても、まず4分半の黙祷を行って、デ


モ活動はその後にしてほしい。」と冷静な対応を呼びかけました。


さらにミズーリ州のジェイ・ニクソン知事は「とにかく人命を守ろう」と


呼びかけ、事態の深刻化に備え教会などの「シェルター」を用意した


                                               と発表した。

一方、発砲したウィルソン警官は完全に雲隠れし、警察の同僚女性警察官と結婚したそうで


す。州警察は「不起訴の場合は辞職して州外へ転居」という対応を考慮しているという。


そして結果は「不起訴」。


またもアメリカにおける人種差別の根深さが露見した事例となってしまった。不起訴という決定


を受けてオバマ大統領が緊急会見を行い「ブラウン氏の両親の思いを無駄にするな。決定へ


の怒りは理解できる。行動はあくまで非暴力で。」と訴えました。大統領だけに警察当局の努


力も評価しつつ、その一方で地域の警察と有色人種コミュニティ-との間に正常な信頼関係を築けていない事を指摘しました。オバマは会見


途中より、原稿より目を離しアドリブで必死に訴えていましたが、カリスマ性の喪失は明らかで会見の最中にデモ隊が警察車両をひっくり返す


という挑発行動に走り、警察は催涙弾を発射しております。今後の行方が気になります。

ファガーソンの黒人学生アート・ヒンダーソン(22)は「これは人種差


別だ!私たちは常に警察に脅されているということを、遺伝子レベ


ルにまで体に組み込まれてしまう」と語る。常に黒人住民と地元警


察との間に流れる根強い不信感が強固になってしまったようだ。


マイケルは「They Don't Care About Us」のなかで「もしも、マーテ


ィン・ルーサーが生きていたら、そうはさせなかっただろうな、ありえ


ないよ、ありえない」と叫んでいます。そのマイケルの意思を継ぐように一部黒人の間では、マーティン・ルーサー・キングJr牧師(黒人解放運


動指導者1929~1968)のような全米の黒人を糾合できる人材が欲しいと現在も願っている。