遺伝子組み換えでない。

 最近、米バーモント州で2016年に食品表示義務化が可決しました。全米で初の決定に規


制を求める国民からは賛辞の声が上がりました。しかし規制を阻止したい、あの悪名高きバ


イオ企業モンサント社が猛反発しバーモント州を提訴しました。日本でも馴染み深い「スター


バックス・コーヒー」もモンサント社を支援すると公の場で公表し、歌手のN・ヤング氏が「皆


                               でスタバをボイコットしよう!」と訴えかけ大問題となっています。

 モンサント社を簡単に説明しますと、日本でも有名な除草剤の


「ラインドアップ」の会社で、世界の「遺伝子組み換え『GM-


Genetic Modification』」作物の種の90%のシェアを誇る。以


前はPCBを独占販売をしベトナム戦争で使用された枯葉剤(ダ


イオキシン)を作成した企業であり、大株主がブッシュ一族、ロ


ックフェラー一族などで政治との関係も深い。バイオ企業が


GMをするメリットは農作物の生産向上、栄養価の補強、気候


変動の対応としているが、実際はほとんどが害虫と除草剤に


強い遺伝子を組み込んで、消費者より生産者の利便性のた


めのみと考えられている。


 自然界ではありえない同士の遺伝子の組み合わせによる、人間


の都合で作られた作物たち。米農務省によると2012年、米国内で


栽培された大豆の93%、そうもろこしが88%、綿が94%、で主に家


畜の餌と加工食品(異性化糖、大豆レシチン、綿実油)になってい


る。アメリカ人のほとんどはGMの食品を食べさせられているのが事


実である。しかし、さすがのアメリカ人もこのままではいけないとし、


あちこちで食品表示の義務化に向けて運動が活発化しており、自


主的に「ゼネラルミルズ社」は主力のシリアル「チェリオ」をGM商品では無いことを発表販売し始め、オーガニックスーパー「ホールフーズ」、フ


ァストフードの「チポレ」、アイスクリームの「ベン&シェリーズ」などが遺伝子組み換えでないと開示しています。義務化に反対する巨大企業や


バイオ企業は巨額の反対キャンペーンをTVなどメディアを使い「表示すると値段が高くなる」などとうたい「モンサント社」約8億円、「デュポン


社」、「ペプシコ社」、「クラフト・フーズ社」、「ネスレ社」、「コカ・コーラ社」などで約46億円を投入。かたや推進派の消費者側は約9億円、どれだ


け反対したいのかが伺える。

 日本はどうなんであろうか?2001年に食品表示の義務化が施行さ

 

れましたが、世界で2番目のGM食品を輸入大国である。大豆、とう

 

もろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ

 

のみでそれらを加工したものに関しては表示しなくていいという、一

 

般には曖昧な表示規制である。原材料の上位3位以下で全重量の

 

5%以下の場合、GM食品であっても表示義務が無い。よって、「遺

 

伝子組み換えではない」と言う表示は当てにならないと言う事を自覚

 

しました。日本のTPP推進もここに繋がってくるわけですねー。GM産

 

業が巨大な力で米国政府及び日本政府に圧力をかけている訳です。 ハワイに在住のプロサーファーのK・スレーターいわく「ハワイは過去

 

20年間、バイオ企業の実験場になっている」と言い、自らサーフボードに「モンサントをボイコットしよう!」とデカールを貼っている。


ちょっとまとまらず長文になってしまいました。すみません。

 

遺伝子組み換えについてはこちらで詳しく学べます→http://gmo.luna-organic.org/